イギリス 旅のメモ帳 <ロンドン編:セントポール大聖堂> 6月22日快晴 [uk inside out]
去年の9月から更新が止まってしまった旅行記、たまってる映画レビューも気になりますが、今年中には終わるようボチボチ再開していきます。
ヨーロッパならイタリアのことに妙に詳しかったりしますが、イギリスについては特に・・・という感じ。
「何処か行きたいところがあれば、遠慮なくいって」
「うーん、お父さんイギリスにはあまり詳しくなくて」
というやりとりを、幾度となく繰り返した後、
「教会は巡ってみたいな」
とポツリ。
そうか教会かぁ。うちの父は家族の中じゃ唯一のクリスチャンです。
私もときどき教会には通っていましたが、洗礼を受ける迄には至らず・・・。
ロンドンの教会といえば、やっぱりセントポールはハズせません。
この日は、澄み切った青空がとても気持ち良いほどの晴天でした。
イギリスにいると、自然と天気に反応しやすくなってしまいます(笑)
日曜日だったため、偶然、朝のミサに参加することに。
父のために同時通訳を試みたものの、どんどん複雑になっていくお話と反比例するようにフェードアウト。
西暦600年代からこの地にあったセントポールは、1666年のロンドン大火によって焼失してしまいます。その後、1675年から1710年に渡り復興工事が行われ、現在の形が完成。あらゆる儀式が執り行われてきました。
たとえば。ネルソン総督やチャーチル元首相のお葬式、故ダイアナ妃の結婚式etc...。
16世紀に、ヘンリー8世によるローマ教会との政治的対立によって、イギリスはイングランド国教会を成立させるに至りますが、セントポールもこれに倣うんでしょうか・・・? HPをみたけれど、わかりませんでした。
いわゆる大聖堂と名のつく大型規模の教会は、入った瞬間に息をのむほど美しく、言葉を失います。残念ながら中の撮影は叶わなかったけれど、ここを訪ねればバーチャル体験が可能。
父はセントポールが大変気に入ったらしく、ロンドン滞在の中じゃいちばんのお気に入りになりました。
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