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イギリス 旅のメモ帳 <ロンドン編:ホストファミリーとの再会 North London> 6月24日快晴 [uk inside out]

   ロンドンに着いた次の日、6月21日に訪問したホストファミリー宅に、もう一度お邪魔しました。というのも(いつものことですが)ホストマザーが私が訪問する日を別の日だと思っていたらしく、21の夜はママの同居している友達リリーの両親の、結婚50年記念パーティの料理づくりにてんてこ舞いだったんです。

  6か月を共に暮らしたこのホストファミリーは、女系家族。ママ・シャーロットと娘・ケイティ、それに同居人リリーです。何故リリーが一緒かというと、ママはかなりの肥満体型のため、杖や誰かのヘルプがない普通に暮らせなかったから。料理もイスに座ってするから、「あれとって、これとって」って一緒によく料理しました。キッチン道具の名前上達は早かったな。

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ママとケイティとリリーと友達。実は左はしには私が写ってます。あの頃、ヤバいくらい太ってました・・・。


   た
だ、ママはとぉっても明るくて、友達が遊びにこない日はないくらいに賑やかな家でした。誰かくると必ず私のことを紹介してくれて、一緒にディナーを食べたり。ま、あの頃の英語力じゃまともなカンバセーションは無理だったけれど、貴重な時間だったと思います。語学(留学)生って、英語が上達しないとネイティブと知り合う機会ってないんです。

約4年イギリスにいた間の、このファミリーをすごした最初の6か月が最も楽しい時期だったと思います。異国暮らしに浮かれていたし、面倒なことはママに話せば解決したし、なにより、日々上達していく語学力を体感するのが楽しかった。野外コンサートやサマセットハウスのアフタヌーンティーetc. イギリスらしいこともいっぱいやらせてもらいました。

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ひねくれ猫、ミンジーが何故か私にはなついて(犬派なのに)、私のベットに寝てたショット


   いつ迄も一緒に暮らしていたかったけれど、大量に食べるファミリーに合わせていたらどんどん肥えていくし、食事込みの家賃も次第に重くなったし、ある程度イギリスもわかって自由も欲しくなりフラットシェア(他人と一軒家に一緒に住む)をすることに。ここから、ガイジンにとっての異国暮らしの大変さを知りました。おカネがないと、特に・・・です。

   父は、とてもとてもお世話になったママに会えて、それはもう感激していました。大きな不安を抱えて日本から送り出し、私がとてもよくしてもらっていると知ってどんなに安堵したか・・・と延々と語っていました(もちろん日本語)。父は、英語が喋れないからって物おじしないんですよね。いつも通り、とてもお喋りでした(笑)

   日本に帰る前、グラスゴーから立ち寄ったときも次はいつ会えるのか・・・って考えると悲しくなったけれど、今回もママとハグしている間に2人して涙ぐんじゃいました。絶対これが最後じゃないとは思いつつも、やっぱりイギリスと日本、大きな距離を感じます。次は、可能なら母も連れてきたいなぁ。

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ロンドンにきて数日後に撮った1枚。とっても気に入ってます。
   


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