"Hurry Potter" Film Location at Kings Cross Station <映画 『ハリー・ポッター』 ロケ地> [uk inside out]
『ターミネーター4』もそろそろカウントダウンに入ってきましたが、6月4日にはジャパンプレミアと称してクリスチャン・ベールたちが日本にくるようですね! 『ダークナイト』がついこの前やったから、日本にはこないと思っていました。4日は休暇予定にしちゃったけれど、果たしてチケットが手に入るのか!?
スコットランドの首都、エジンバラやイングランド北東へ向かう列車のほとんどは、このKings Cross Station (キングス・クロス駅)が始発になっています。1852年に完成したこの駅は、私がロンドンに渡った2002年から今に至っても、工事中のところが所々みうけられます。オリンピックももうすぐなのに(2012年?)、大丈夫かしらん。
実は、ハリー・ポッターシリーズはレイフ・ファインズが悪役をする5シリーズ?しかみたことがなく、実際、この駅の「9と3/4番線」からホグワーツに出発する列車のことは、よく知りません・・・。本や映画を観た人からの「9と3/4番線は存在するの?」という問い合わせが相次ぎ、「9と3/4番線」の看板を後づけし、9番線と10番線の間の柵の上に掲げているそうです。
このエリアはどんなところかというと、一昔前はけっこう危険なエリアといわざるを得ませんでした。一時、住む家がなくなった私とうちの彼は、この駅から徒歩2分のホテルにしばらく身を置いたことがあります。しかし、夜は娼婦と麻薬ディーラーがはびこっていて、なるべく部屋に残るよう気をつけていました。
なのに、うちの部屋のドアはひっきりなしにノックされるし、変な言いがかりは隣人につけられるし、ラウンジにTVをみにいったら、難民認定待ちの黒人の人たちがたむろっていて日本人の私はジロジロみられるし。今から思えば、ヘビーな毎日だったなと思います。マリファナの臭いはプンプンするし、警官も立ちまわっているし。
映画、『こわれゆく世界の中で』のウィル(ジュード・ロウ)とパートナーがオープンしたデザインスタジオも、この駅のすぐ近くというロケーションでした。案の定、泥棒がすぐ入ってましたよね。ただ、ロンドンオリンピックに向けて、主要な公共交通機関となることは避けられないため、エリア改善は大きな課題。新しい施設の建設も盛んに行われています。
イングランド北東部の、ニューカッルス手前かな? ちょっと寂しげな、空の色がくすんだ感じが北イングランドをよく表していると思います。南に比べると人口数も少なく、経済的にも厳しい街が多いです。ただ、人なつっこい人の良さがこの地域の人にはあります。英語だってなまっているけれど、心に染みる優しさに触れたことも、一度や二度じゃありません。
次はいよいよエジンバラです。
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