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Sting ”Symphonicity” Japan Tour 2011 @ Nippon Budokan Part 2. [Live]

   Second Set は、スティングの柔軟な音楽センスとその堂々たるパフォーマンスをみせつけられ、曲の知名度に頼らないライブ・ミュージックの醍醐味を感じました。もちろんそこには、彼を包み込むようにバックアップする、東京ニューシティ管弦楽団の存在がありました。フルートやバイオリン演奏者のソロステージもあり、聴かせて魅せるという素晴らしいパフォーマンスでした!

   それに、それぞれのソロ演奏者の名をサラっと紹介するスティングの記憶のよさといったら! 日本人の名前なんてさぞ覚えにくいだろうに…って思うんだけれど、そういう細かな気遣いも嬉しく感じます。小中高と、表彰のたび名前をまちがえられていたから、晴れの舞台のはずなのにちゃんと名前が呼ばれるかとか、呼ばれなくてがっかりするとか、一喜一憂した覚えがあります。

   「This Cowboy Song」はその民族音楽的な楽器とリズムからケルト音楽を連想させるし、"Cowboy" というタイトルを持ちながらも、"Shepherd boy" を連想させます。実は、牛乳屋さんだった父親を比喩しているの!? スティングの故郷、ニューカッスルは、グラスゴー⇔ロンドンの往復時に、よく車窓から意識して眺めていました。一度も降り立つことがなく、心残りかも。

   『コールドマウンテン』の、「You will be My Ain True Love」も聴けました。映画はイマイチだったけれど、スティングと共に唄う女性歌手は声もスタイルも髪型も素敵! 「Mad About You」や「King of Pain」といったライブ映えする曲がつづき、スティングの渋みを持ちつつもよく通り、声量ある高音を堪能しながら、待ち望んだ "必ず聴きたかった" 3曲目を迎えました。

   「Every Breath You Take」 幾度となく聴いてきた曲だけれど、これからもずっと聴いていたい曲。アンコールも3度あり、「Desert Rose」の際にはトルコらしいダンスもみせてくれたし、「Fragile」をはじめとしたギター1本の歌も、円熟味を帯びたそのしっとり感が、安らかに、けれど伸びやかに武道館に響き渡りました。最後迄、聴かせてくれたスティング。ありがとう!!!

Sting,_Brand_New_Day.jpg


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コメント 4

銀狼

Fragileは聴きたかったなぁ~。。。
今日から、また東京にいるのですが、
スティングがいた週を見事に外している自分が悔しいです…orz
by 銀狼 (2011-01-24 23:58) 

lucksun

アンコールを3回もなんて、サービス満点のライブだったんですね。
うーん、これは聴きたかったです。

by lucksun (2011-01-25 01:40) 

kuwachan

聞けば聞くほど、う~ん、残念(>_<)
by kuwachan (2011-01-25 12:29) 

クリス

銀狼さん、
「Fragile」わたしも好きです。少しさみしげなんですが、なにか期待できる将来を感じさせる曲でもありますよね。nice!をありがとうございます。

lucksunさん、
ほんと、思いのほかぎっしり詰まったライブでした。さすがにステージをよく解ってるし。nice!をありがとうございます。

kuwachanさん、
きっとまた、きてくれる気がします^^ nice!をありがとうございます。
by クリス (2011-01-28 07:00) 

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