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秘密のかけら (2005) Canada/UK/USA <Where the Truth Lies> [film reviews]

London Film Festival にて鑑賞した、コリン・ファース&ケビン・ベーコン主演のミステリードラマ。この映画には原作があって、けっこう評価の高い読み物のよう。

時は50年代、Vince(コリン)とLanny(ケビン)はアメリカの超売れっ子なお笑いコンビ。 Vinceのイギリススタイル&Lannyのアメリカンスタイルなお笑いの掛け合いは斬新かつ人々を大いに楽しませ、他のどんなお笑いコンビの追随も許さなかった。そんな2人に魅了される女性も多く、酒と女とドラッグを楽しむ日々を送る。キャリアも順調そのものやったある日、Maureenという若い女性の全裸・変死体が彼らが泊まるホテルのバスタブからみつかり、このスキャンダルな事件が彼らのコメディアンとしてのキャリアに終止符を打つことになる。20年後、この未解決な事件に興味を持った若いジャーナリストが2人に急接近し、事件の解明を図る。はたしてMaureenはVinceに殺されたのか?はたまたLanny?それとも自ら命を絶ったのか―――。

ふぅ~、記事書いてたら飛びました。にゃろめー!かなり落胆ですよー。マメに保存してかないといけないのかなー。又、夜に続き書きます(トホホ)。

追記しました。(11月9日)↓

この映画、なかなかいい雰囲気に仕上がってました。ケビン・ベーコンもコリン・ファースも不器用な役者やから、微妙な演出されてもうまく演じられないんじゃないかとちょっと心配してたのに、2人共思ったよりハマってたかな。ただ、コリン・ファースはやっぱりマーク・ダーシーがイチバン似合うし(本人は嬉しくないか)、コリン・マーク・ダーシーのみ、乙女心がトロトロと溶けてしまう(誰が乙女やーという突っ込みはおいといて(笑))

 

  やっぱこれだねー。

とにかくレトロな雰囲気、官能と登場人物同士の心情の交錯、そこにミステリーが絡まって、かなり魅せる話になってました。ちょっとデビット・リンチっぽかったかも(もちろん、彼の領域には達してない)。コメディアンの2人やから、最初は笑えるシーンが続くのに、どこからか神妙な面持ちになってましたから(私)。ただ、ミステリーとして弱かったのは、最後の謎解きが、結局ジャーナリストの想像の枠を超えなかったこと。でも、展開的には「ふぇーそうやったの」となったからいいのかな。

映画上映の後には、監督・アトム・エゴヤンが登場したんです。

語り口のソフトな、思ったより若い人。こういう時に、大衆の面前でも臆することなく質問をぶつけられる人になってみたい・・・・・・といつからか思ってる。

最近、アメリカン英語に私の耳が勝手に拒否反応を起こしてる為、コリンの英語はちゃんと聴けるのに、ケビンの英語が聴きにくかったっす。昔、TOEFLの勉強してた頃はあの舌巻き英語にも順応するようになったのに。きっと、最近「フレンズ」の再放送をやらないから、舌巻きに馴染みが薄くなってしまったなー。

秘密のかけら

 

 

秘密のかけら

  • 出版社/メーカー: 松竹
  • 発売日: 2006/12/22
  • メディア: DVD


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コメント 8

coco030705

こんばんは。
この映画、おもしろそうですね。こういうミステリードラマって、
大好きです。記事の続き待ってます。
「にゃろめ~」って、久しぶりに聞いた気がする・・・。
by coco030705 (2005-11-08 22:03) 

クリス

こんばんはー。
にゃろめ~って死語っすか?(笑)
なかなか雰囲気のいい映画やったから、ハリウッド的な上質ミステリーに比べると、ミステリーな部分が弱いかもしれないけど、魅せる映画ではありました。私はけっこう好きでした。
by クリス (2005-11-09 11:11) 

サラ

こないだ友達と「コリン最高!」と話していたばかりです。
カッコいいんですが、どうしてもマーク・ダーシーに見えちゃうし、
マーク・ダーシーであって欲しい、と願ってしまうので、コリンさんごめんさない
という感じです(笑)お笑いコンビとサスペンス・・・映画界も頑張りますねぇ(笑
日本にくるのはいつぐらいかなぁ・・・楽しみに待つとします!
by サラ (2005-11-09 19:43) 

クリス

サラさん、私の気持ちも代弁してくれてますねー(笑)
コリンには、いつもマークであって欲しいと切に願う。でも、本人的にはちっとも嬉しくないんでしょうね。「ラブアクチュアリー」の彼は悪くなかったけど・・・。
by クリス (2005-11-09 20:24) 

はるちー

London Film Festival開催中にロンドンに滞在していたので、この映画を観ようと思っていたのですが……。当日午後早くオデオンへチケットを買いに行ったところ、「売り切れです」の一言。泣く泣くあきらめました。チケットを入手されたとはうらやましいっ。そもそも、このような話題作をあのような座席数の少ないスクリーンでやるのがおかしい(笑)。早く日本で公開してほしいです。貴重なレビュー、どうもありがとうございました!
by はるちー (2005-11-15 07:47) 

クリス

はるちーさん、いらっしゃいませ。nice!をどうもです♪
えー!、私も当日の12時すぎにチケット買いに行きました(あの簡易チケットボックスです)。そうじゃないと学割がきかなかったんですよー。
満席やったのかな、、、私の両隣は空いてたんですけどね、残念ですよね。

あ、もしかして1日の夜の回でしたか?私は2日のお昼上映のを観たんですよ。1日の夜はsold outになってました。
by クリス (2005-11-15 08:02) 

はるちー

ええ、1日の夜の回です。2日のお昼上映に行っていたら、お会いできたかもしれませんね(笑)。「sold out」と告げられた私は何とか立ち直ろうと、その足でレスタースクエアの映画館に直行。キンキーブーツを観てしまいました。いやー、いい作品でした。ミュージカルではユアンの舞台も観に行ってきました。ビリー・エリオットも何とかチケットを入手して観てきました。後日、我がブログで感想などを書きたいと思っています。
by はるちー (2005-11-16 01:58) 

クリス

やっぱりー。もしかしたらお会いしてたかもですね☆「kinky boots」いけてましたよねー!あの主役の彼もオカマちゃんも!

ビリー・エリオット、来月末に行ってきます。よーやくチケットも取れたって感じなんです。人気ですもんね。
感想ブログ、楽しみにしてますから!!
by クリス (2005-11-16 09:06) 

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