楽しい空の旅を、映画と共に [feature films]
グラスゴー発、ドバイ経由の関空行きエミレーツ航空は、１人１台のＴＶモニターつきだったんです。このテの飛行機に乗ったのは、３年前のＪＡＬ以来？だったから、チャンネル数の多さに腰を抜かしました。映画チャンネルも１００以上あったし、どれから観よっかなって、、、かなり迷いましたもんね。新作から過去の名作、アニメ、アメリカンドラマと幅も広くって。
お約束？の雲の上写真
最初に観たのは、ニコラス刑事の最新作、「The Weather Man」です。これは、どこそこからか日本公開はないんじゃないかって噂を聞いた為、観といたほうがいいかなぁと思って。グラスゴー→ドバイの間は、ガラガラだったから、３席独り占め状態。寝そべって鑑賞しちゃいましたね。
あらすじは、ニコラス演じるちょっとダメ系な天気予報士の主人公が、家族ともうまくいかず、シゴトも自信が持てず、かなり冴えないんですが、なんとかしようと奮闘する姿が静かに描かれてます。スローな展開ですし、ストーリーは特筆するに価するようなこともあまりありませんが、ニコラスが相変わらず上手かった。後、マイケル・ケインもよかったけれど、キャラ的に弱かったからもったいなかったです。どうしても書いておかなきゃいけないことといったら、あの「アバウト・ア・ボーイ」のマーカス少年が美しく成長していたこと！！！これは大収穫でした☆
こんな可愛かったマーカス少年が↓
大きくなってる！しかも、この写真はイマイチやけれど、かなり美少年。よく考えると、「アバウト～」の時は、髪型とかキャラ的に格好いいタイプじゃなかったけれど、昔から可愛い顔してたのかもなって。
そして次に観たのが、日本公開も最近終わった「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」です。コレもジェイク出演＋ジョン・マッデン監督ってこともあってとっても観たかったんです。
結論からいうと、これは元々舞台作品らしいし、舞台鑑賞したい演出になってました。みな迫真の演技なんですが、映画的に観るとちょっと重すぎてストーリーを追いにくい（感情移入しにくい）。これが舞台なら役者の演技に圧倒されて、劇場が一体となってストーリーに引き込まれるような雰囲気を、必ずや作ってた気が。ジェイクとグウィネスとの関係も薄かった気がして、、、。そう思うと、あのノートを彼に託す彼女の気持ちも理解することが不可能やし、なかなか入り込めない。ジェイクは、けっこう老けた２５歳やな（実年齢）って思いました（笑）後、グウィネスのカジュアルウェアは似合わないかな、やっぱり。
次からはドバイ→関空の間に観た映画です。この間はほぼ満席だったんです（飛行機のサイズも１つ下がってた、何故か）。隣に座ったのが、えらいニコチン臭いおじさん、、、。かなり席変わって欲しかったです。「あ～、こういうニコチン臭い日本人っておったなぁ」って久し振りに思い出させてくれました。
まずは「イン・ハー・シューズ」を劇場鑑賞に続いて２度目の鑑賞。二度目やし、日本語字幕つきやし、よくわかって良かったです。この作品って、又観たいなっていつも思わせるいい作品だと思いますね。特に私は兄弟姉妹がいないから、この姉妹をみてると羨ましくなる。そういう意味じゃ「レインマン」兄弟もイイです。今、「レインマン」の舞台をやってるらしく、うちの近くにももうすぐきますが、観たい気持ちと観たくないのと50/50ですね。ま、どっちにしても金欠やし無理やけど。
それから大大大好きな「フレンチコネクション」。あの有名なシーンをモチーフした、ポスターも格好イイ♪
これは、ストーリーを通して流れる不安定感、緊張感と、ジーン・ハックマン演じるドイル刑事の執拗な追跡とが相まって、一瞬たりとも目が離せません。心臓がドキッドキッっていってるのがわかったくらい（初めて観た時）。
あまり飛行機に乗ってる間に精神的負担を掛けてもいけないし（笑）、後は「フレンズ」を観てました☆「フレンズ」って、日本にいた時はもうシリーズもながいこと続いてるし、今更観てもなって敬遠してたのに、イギリスにきてからエイゴの勉強にいいかも？って観るようになったらハマってしまいました。
チャンドラーが好き♪
「フレンズ」にはかなり助けられましたよ。エイゴ勉強中も大学に入ってからも、なんか嫌なことがあっても、これを観てガハハと大笑いするのが心のオアシスになってました。最終回を観るのは、とても悲しかったくらい。シリーズＤＶＤをかって帰りたかったけれど、かなり重そうやったし断念。少しずつ集めてこっかなぁ。
そういえば、ちゃんとは数えてないけれど、イギリス滞在中にかったＤＶＤの数が１３０程になりそうです (^-^; ちょっとビックリしました、これには。
私は幸運にも、「時差ぼけ」なるものが存在しない為、関空に到着した夜も元気に友達と豆腐料理を食べ、その日の夜は疲れていたけれど、読みかけたら止まらなくなった「火車」という宮部みゆきの文庫本を読み漁り、次の朝も元気にＹ君案内のもと、大阪名物を頂きました。どの国に着いても、着いた国のその時間に寝て起きられるって、けっこう特技かもしれませんね。飛行機も疲れるけれど、たいくつはしないし時間があっという間にすぎる気がします。こういう出張タイプのビジネスに向いてるかも！？（笑）
おかえりなさ～い♪
映画でステキな空の旅、さすがですね～
そして、マーカス少年の美少年ぶりに衝撃です！ﾀﾏｹﾞﾀ・・・
by aroma (2006-02-24 12:07)
おかえりなさい！
それにしても飛行機の中で見まくりですね（笑）。ちゃんと寝られましたか？
「The Weatheｒ Man」、日本公開ないんですか？？？
だとしたらちょっと残念です。
ナサケナイ役のニコラス・ケイジもけっこう好きなので。
by bunka (2006-02-24 14:13)
そうそう、出張タイプのビジネスウーマンになれますよ。
それも、バリバリのカッコイイ女性 !!!
おかえり〜♪
思った通り元気そうですね。長いヒコーキ時間も映画を観てたいくつしない。やっぱり流石だわ〜。
関空ですか。成田です。離れてますね。（笑）
明日、成田から飛び立ちます。ちょっとお隣まで。すぐ戻ります。
by berry (2006-02-24 20:52)
蟻銀さん、おかえりなさ～い！
飛行機の中って、することないですもんね。
わたしも去年、南フランスへ行ったとき、映画みまくってました。
ちなみに、私がそのとき見たのは、「ブリジット・ジョーンズの日記Ⅰ」
「エリン・ブロコビッチ」「ビッグ・フィッシュ」「ミスター・インクレディブル」
「アルフィー」でした。
蟻銀さんの人生はこれからですね。ご活躍を期待しています。
by coco030705 (2006-02-24 23:16)
どうも、おかえりなさい。最近の機内の映画って自分の好きなときに観れるようになってますよね。つまらなかったら止めることも出来ますし。まあ、できるだけ大きい画面で見たいですけどね。私もアメリカ滞在中100本くらいＤＶＤ買っちゃいました。送るのに大変でした。
by (2006-02-24 23:46)
蟻銀さん。お帰りなさい！！
私はいまだに飛行機乗った事の無い田舎もんなんで、機内での映画にもの凄い憧れが・・・（笑）
それはさておき、ニコラス刑事の映画面白そうですね。日本では未公開なんて残念です。あと、個人的にグウィネスのカジュアルウェアは好きだったりしますよ私は（笑）
by (2006-02-25 01:26)
＞aromaさん
nice!ありがとうございま～す♪
マーカス少年、これから要チェックですよっ。この彼、絶対にキレイな顔になって、アメリカ人にはないタイプの正統イギリス美少年でかなりいけそうな気がします (*^-^*)
＞bunkaさん
ただいまです☆一応、ちょこちょことは寝てましたよー。でも、観たい映画が目白押しでした、、、。「The Weather Man」はどこからの情報か忘れてしまったけれど、公開しないかも？もしくは、してもかなり遅れるかも？って感じだったんです。日本も、この辺りを欧米並みにどの作品も作られた後、感覚あけずに公開可能にしないといけないですよね～。
by クリス (2006-02-25 09:49)
えーーーーーもう観たんですね、あれこれ。なので、感想などは飛ばしてしまいました。こっちで上映あるかもしれないですからね。希望しまーす、映画配給会社さん。
そういえば、「ホテル･ルワンダ」でしたっけ？日本での上映が無いと知って、一青年がインターネットで署名活動をして上映にこぎつけたという話、数日前に朝ワイドでやってました。
情熱は大事ですね。（ボーッ！）
by hanashinobu (2006-02-25 20:48)
マママママママーカス少年！？ 大人になってる～！！
それを確認するためだけでも見たいけど、ニコラスも好きなので
是非見たい映画のリスト入りでございます・・・。
イン・ハー・シューズは私もパリからの帰り道の飛行機で見ました。
いい話ですよね・・・蟻銀さんの記事を読んでまた見たくなりました。
by サラ (2006-02-25 22:54)
＞berryさん
いやぁ、私はスーツ着たりヒール穿いたりするシゴトに就いてなかったから、どうかなぁ・・・。古美術商になって世界を飛び回るとかならイイかも。
berryさんは上海ですか？また写真に記事、楽しみにしてまーす♪
nice!ありがとうございました☆
＞coco030705さん
ただいまです～。cocoさんが南仏にいらした時も、いい映画のチョイスしてますねー、やっぱり。「アルフィー」はジュード版かなぁ？私はケイン版が好きなんですよねぇ、やっぱり。
これからの私の人生、山あり谷ありって気がします(今迄もそうだったけど）。ただ、少しずつでも前に進めるようにしたいですね。nice!ありがとうございました☆
＞katoyasuさん
ただいまです☆やっぱり欧米ってＤＶＤが安くて、ついついいっぱい買っちゃいますよね～。でも、イギリス規格のＤＶＤはリージョン２だけどＰＡＬ方式じゃない為？かデッキでは観れません（ＰＣならＯＫです）。後、観たい時に観れる機内の映画っていうのは、本当に便利でよかったです。もうこれからは、このスタイルが主流になりますね、きっと。
＞トチオさん
ただいま帰りました！飛行機も乗りなれると、離陸したのも知らずに爆睡してしまうほど、快適ですよ（笑）
刑事の映画も、遅れてでもくるとイイんですけどね～。グウィネスのカジュアル、好きですかぁ、、、。私はどうも違和感が、いや、グウィネスはそんな嫌いじゃないんですけどねー。nice!ありがとうございました☆
＞hanashinobuさん
そうそう、「ホテル・ルワンダ」は署名活動が実って日本公開になりましたね。こういう話を聞くと、昔あった「ゴッド＆モンスター」を思い出します。あれに比べると、「ルワンダ」は情報社会の発達のおかげか、発起人の情熱のおかげか、公開実現まで早かった気がします。いずれにしても、本当に良かったです（いい映画なんで、公開されて）。
＞サラさん
ちょっとマーカス少年はびっくりですよねー！そりゃ、あの年頃のオトコのコやから急激に成長するに決まってるけど。この映画、マーカス少年観るだけでも価値は大ありかもしれませんねー。
nice!ありがとうございました☆
by クリス (2006-02-27 23:40)
マーカス少年は純な感じで成長していマースカ？（笑）
別の話ですが、「ヒトラーの建築家 アルベルト・シュペアー」４巻全６時間を観ました。彼の子供たちが回想するドキュメンタリー的な編集も有り、当時を勉強するのには、良い教材です。
最後の巻で「彼もやっぱりそうか・・・」と思わされました。
by 敏 悌次 (2006-03-01 09:14)
そのようでありマース（笑）
やはり「ヒトラーの建築家 アルベルト・シュペアー」は、見る価値ありなんですね。もう少し時間が自由につかえるようになったら、スグにでもレンタルしたいです！
by クリス (2006-03-01 22:32)