フィールド・オブ・ドリームス (1989) USA <Field of Dreams> [film reviews]
王JAPAN、やりましたね－－－－－－！！！昔っからの野球ファンとしては、これ程喜ばしいことはないし、久し振りに手に汗握る「野球」をみられて、あ～日本戻ってきてて良かったな～って、心底思いました。イギリスにいたら観れたもんか、怪しいです。夜中に時々、大リーグの試合はやってたから、イチローの活躍なんかはみていたけれど、日本の野球界からはしばらく遠ざかっていたし（その間に、茶髪、長髪の選手がふえましたねぇ）。
WBCってこんなに盛り上がってたん？ってくらいに、誤審辺りからか、９９％なかったはずの日本の準決勝進出が決まった頃からか人々の関心が高まってきて、このままプロ野球ファン人口が膨らむといいのに、、、って思ってます。今考えると不可解な審判員やアメリカに有利な制度etcも、日本優勝へのお膳立てだったのかもしれませんね（笑）
この大会に貢献した日本プロ選手達には、是非ともシーズンを通した活躍をして欲しいですね。（怪我をした石井や岩村の状態が心配←スワ党です）
鉛筆握る前にバットを握ってた幼少時代の私（ええんかな、こんなんアップして（笑））ボーイッシュすぎて、トイレに行ったら掃除のオバちゃんに「オトコはあっちよーっ！」って怒られたことも。ちゃんと燕の昔の帽子被ってますね (^-^;
せっかくだから、野球映画を紹介したいなと思ったんですが、あまり思いつかないんです。チャーリー・シーンの「メジャーリーグ」は、若い頃に観ていればワクワクすると思うけど、落ち着いてからはありえない展開に眉をひそめるかもしれません。トム・ハンクスの「プリティー・リーグ」も実在の話をベースにしていて面白いけれど、やっぱりケビン・コスナーの「フィールド・オブ・ドリームス」より秀逸な野球映画ってないような気が。同じケビン・コスナーでも、「ラブ・オブ・ザ・ゲーム」はわざとらしくていただけなかった。スーザン・サランドンと共演した、又してもコスナーの「さよならゲーム」はどうなんやろ？それにしても彼、野球選手になりすぎ！
あらすじは、とうもろこし畑を持つ農夫だった主人公（ケビン・コスナー）は、ある日天からのあるお告げを聞く。「それを作れば、彼らはやってくる・・」というその言葉に、最初は幻聴だったんじゃないかと疑う彼が、やがて信念を持ってとうもろこし畑に野球場を作りはじめる－－－
この映画の素敵な所は、ファンタジーをファンタジーちっくになりすぎず、自然に感じるように創り上げてる所、奇跡が起こる迄の過程の描き方が、観てるこっちも＜彼らはきっとやってくるよ！＞という気持ちにさせる所じゃないかなと思ってます。映画を観ててもいきなり奇跡がやってきて「そりゃないやろ」っていうまとめ方をしてしまうものがけっこう多くて、奇跡が起こってもイイなって思わせる作品はなかなかないんですよね。きっと私が、ファンタジー系が苦手なせいかもしれませんがぁ。
例えば、アカデミー作品賞を獲った「クラッシュ」の中の奇跡、私は「あぁ、良かったな」って素直に思えたし、ちょっと古いけど「マグノリア」や「ショートカッツ」の中の奇跡は、説明はつかないけれど作品を引き締める為には絶対必要やったと思わせるなにかがあるんですよね（まぁ、中には受け入れられない人もいると思うけど）。
とにかく、この映画はケビン・コスナーの俺はコスナーだぁ～みたいな存在感気にならないし（彼の全盛期って、「アンタッチャブル」からこの映画ですよね、きっと）刺激がなくて少し退屈する展開かもしれないけれど、じっくり魅せる映画なのは確かです。１点を争うような白熱したゲーム展開はないけれど、野球によって屈折した父親への感情が溶けていったり、家族との絆が深まったり、決して野球のルールを知らなくても入り込める世界だし、せっかくのこの機会に是非観てもらえたらイイなぁと思います。これを野球映画と呼んじゃいけないような、野球をファクターとしたヒューマンドラマなのかな、実際は。
余談です、、、
３月末に提出する卒論の追い込みの為、最近は昼夜逆転してるんです（ブログも放置気味、、、てへ）。どうしても夜のほうが集中しやすくて。そしたら昨夜、「うぅぅ～、うぅぅぅぅ」という、うちの父のうめき声みたいなのが隣の部屋から聞こえてきたんですね。なんかあったんかと慌ててドアを開けてみたら、、、、、、なんとうちの父、寝言ならぬ寝歌の最中だったんです（笑）
しかもその歌、なんやと思います？
「君が代」！
♪き～み～が～ぁ～よ～ぉは～・・・ち～よ～にぃぃや～ち～よ～に・・・
って唄ってるから、そりゃぁビックリして。というか笑えて笑えてお腹がよじれました。きっと、WBCの決勝戦の夢でもみてたんでしょうね。
しかも、今朝そのことを聞いてみたら、父自身も君が代を歌ってたことに途中気づいたらしいんですが、
「気持ち悪いから最後迄唄ったんだよ」って。
ありえーん、、、と仰け反りましたよ～（イナバウアーも吃驚な程に）。なんかそれ聞いて、お腹の真ん中辺りがかゆくなりました（何故かはわかりません）。
日本やりましたねえ。写真かわいいですね。私たちの年代は小学校時代はサッカーよりも野球少年でした。『フィールド・・・』も『プリティ・・・』も『メジャー・・・』も好きですが、今回のような本当の野球の感動にはさすがに勝てませんね（笑）。筋書きのないドラマには・・・。
by (2006-03-23 09:27)
蟻銀さん、こんにちは。
日本ヤッタネ（＾▽＾）V☆と、コメントしようと思いつつ・・・
お～、ボーイッシュでカッコイイ！と思いつつ・・・
最後の最後で、余談のお父様にやられてしまいました。ｗ
by mapleaf (2006-03-23 13:10)
「メジャーリーグ」は若い頃に見たので、面白かった～！という感想が
今まで続いていますが・・・もう一度見直したらヤバイかもしれないです。
良い思い出はそのままにしておこうっと。
最後のお父様の「気持ち悪いから最後まで歌った」って・・・分かります。
分かるけど・・・って、おとぉさぁ～ん！！ と突っ込みたいです(笑
大笑いしちゃいました＾＾
by サラ (2006-03-23 14:37)
こんばんは～
ＷＢＣ面白かったです！！色々あったけど、世界１って凄いですよね～。
野球映画って私も好きですよ。蟻銀さんが挙げた作品も全部観てるけど、やっぱり『フィールド・オブ・ドリームス』は素晴らしかった。『メジャーリーグ』は、あれはあれで好きですけどね（笑）
日本映画で良い野球映画ってあまりないなぁ。そういえば、トム・セレックの『ミスター・ベースボール』っていう映画もありましたねぇ～。
最後のお父様のお話・・・爆笑です！！
by (2006-03-24 01:12)
そういや野球映画って「メジャーリーグ」くらいしか見たことないですよ。
この機会なんで、「フィールド～」はぜひ見たくなりました。
しかし、お父様もすごいですが、ボーイッシュすぎて女子トイレから追い出されたって…これもありえん話ですよ（笑）。
by bone-shaker (2006-03-24 02:27)
こんばんは。
ＷＢＣ最高！日本に戻っておられて良かったですね。
お写真もとってもかわいいです。スポーツが得意だったんですね。
かっこいい！ お父様も楽しい方ですね。（＾＾）
＞彼の全盛期って、「アンタッチャブル」からこの映画ですよね、きっと
まったく同感です。もうほとんど思い出さない俳優さんになってしまいました・・・。（ちょっと、冷たいかしら？）
by coco030705 (2006-03-24 21:23)
みなさん、nice!＆コメントをありがとうございます♪
＞katoyasuさん
確かにWBCは本当に先の読めない展開でしたね。私も思いっきり野球世代です。野球の面白い所は、やっぱり一発逆転、、、これがあるからドラマチックなんですよね～。
＞mapleafさん
ほんとに、日本が世界一☆って気分イイですね！うちの父、昔はしょっちゅう歌唄いながら家に帰ってくる人だったんですが、まさか寝歌まで披露してくれるとは思いませんでしたー。
＞サラさん
私も、「メジャーリーグ」は１５の頃に観たから、とても面白かったけれど、今観たらどうかなぁ、、、？と思った次第です。
私なんか、普通寝歌してた、、、と思ったら恥ずかしくて気がついた時に止めると思うんですけどね。元々歌が好きな人なんですよね。
＞トチオさん
さすが～。『ミスター・ベースボール』、検索したら高倉健とかでてたんですね。でも、中日に強力してもらったって時点で、ちょっとしょぼい気が（苦笑）そういえば、トミー・リーの野球映画とかもありましたよね！あ、「タッチ」も一応野球映画か～（まだ実写版、観てないんですよねー）。
＞bone-shakerくん
そそ、トイレ行ったらオバちゃんに怒られたんやけど、「女ですよー！」と逆ギレした覚えが（笑）ていうか、幼少の頃は「僕いくつ～？」って日常茶飯事やったもんね。オトコやったら野球絶対やってたのになぁって、今でも思うよ。
＞coco030705さん
そうなんですよね、うちの父って楽しいキャラなんです。小さい頃は父とよく野球やってました。そこから私の野球好きが形成されたんですねー。
そうそう、ケビン・コスナーってもう影薄いですよ（全然冷たくないです）。「ダンス・ウィズ・ウルブス」が彼の頂点でしたね、、、。
なかなかみなさんの所に遊びにいけませんが、４月になったら復活しますんで、宜しくお願いしまーす♪
by クリス (2006-03-25 17:15)
こんばんは〜♪こんばんは〜♪こんばんは〜♪
ご無沙汰でしたが、お元気そうでよかった。またどこかへ飛んでい行ったかな・・・と思ったり、毎晩宴会だったのかな（笑）・・・と思ったり。卒論に奮闘していたんですね。で、お父さまは寝歌に奮闘。愉快なお父さまでうらやましい。私の父は硬いなぁ。
野球は「マジで？」「ホント？」の連続でした。優勝できたのは何だったんだろう。うふ、強運なのかな。とにかくよかったです。
by berry (2006-03-26 23:25)
berryさん、こんばんは！なかなかそちらへ訪問できず、ぐじゅぐじゅ～としてます（苦笑）４月になれば自由の身なんで☆もうしばらくの辛抱ですよ。
うちの父は、つまんない駄洒落も多いですね、、、。ほんっとにつまらないんですが、おやじギャグ！とも言い切れない品のよさというか、紳士的な部分も持ち合わせていて、変な感じなんです。
日本が優勝したのは、やっぱり実力があって基本に忠実に戦ったからかな～って思ってマス。今年のプロ野球が楽しみです～♪
nice!ありがとうございました！
by クリス (2006-03-28 02:12)
先日はご来訪ありがとうございました。
WBCよかったですね～。興奮冷めやらぬまま開幕へとなだれこんで、
今年はいつになく盛り上がりそうです。
野球を題材にした映画、やっぱり野球は筋書きのないドラマですからね。
またお邪魔します。
by ｐｕｎｔｏ (2006-03-28 22:42)
ｐｕｎｔｏさん、こんにちは～。こちらにもご訪問、ありがとうございます♪
いよいよ明日からセリーグ開幕ですねっ！ヤクルトも開幕ダッシュしてくれると信じてますが、実はちょっと不安です、、、。オープン戦の成績とか、古田さんに対する負担が大きすぎるような気がして。
はやく私も球場に行って観戦したしな～って思ってます☆
by クリス (2006-03-31 01:25)
私もフィールド・オブ・ドリームス好きです。
http://blog.so-net.ne.jp/kenta-ok/2005-09-23
メジャー・リーグはいまいちですね。
http://blog.so-net.ne.jp/kenta-ok/2006-04-01
by kenta-ok (2006-04-16 12:22)
kenta-okさん
「フィールド・オブ・ドリームス」のロケ地に行かれたんですね～。羨ましいです（何故桑田のポーズか笑っちゃいました）「メジャーリーグ」は若い頃なら面白いと思うんですよね、ノリもよくて。でも、大人になるとどう観てしまうのか、、、怖くて観れません。
by クリス (2006-04-18 22:06)