ジョージアの日記/ゆーうつでキラキラな毎日 (2008) USA <Angus, Thongs and Perfect Snogging> [film reviews]
14歳のジョージアは、ベタベタする両親とちょっと変わった妹と暮らしている。 家族の悩みは尽きないが、超プラス思考のジョージアは学校の仲良し4人組とはしゃぎまくる毎日。そこへ二卵性双生児のイケメン、ロビーとトムが転校してくる。ロビーに一目惚れしたジョージアは親友ジャズの力を借りロビーの気を惹こうとするが、巨乳のリンジーと親しげなロビーをみて愕然とするが---
タイトルからして、思いっきり『ブリジット~』とかぶってます。本国イギリスの宣伝文句は、"10代のブリジット・ジョーンズ"。うんうん、ダサ可愛い主人公がドジを繰り返しつつも王子様ゲット!へ驀進する姿は、ヤングブリジットにしかみえなかったけれど、ロンドンを南下したイーストボーン地域にある、避暑地ブライトンの街並みを懐かしく思いながら観ていました。
主人公のジョージアをはじめ、みんな14-5歳のはずなのに"めちゃめちゃマセてる・・・"というのが率直な感想。遥か遠い自身の10代と比べると、なんだか"羨ましい展開"も多かったし。しかしこのジョージア、ただのティーンネージャーじゃないんです。けなされても、親友とケンカしても、憧れの彼に巨乳の彼女がいても、決して諦めない。起き上がりこぶしのよう。
こんな不景気な、ネガティブなニュースばかりが流れる昨今は、彼女のようなありのままの自身を信じて突き進むパワーが必要かも。パワーの源はやっぱり笑顔。元気が欲しいイギリス音楽好きには、観て欲しい一作。ですが、純粋な作品としての面白さなら、同監督の『ベッカムに恋して』をおススめしたいと思います。
◇監督:グリンダ・チャーダ 『ベッカムに恋して』、『パリ、ジュテーム』
◇原作:ルイーズ・レニソン 『ジョージアの日記/ゆーうつでキラキラな毎日 』
◇脚本:グリンダ・チャーダ
ポール・マエダ・バージェス 『ベッカムに恋して』、『パリ、ジュテーム』
ウィル・マクロブ 『スノーデイ/学校お休み大作戦』
クリス・ヴィスカルディ 『スノーデイ/学校お休み大作戦』
◇撮影:リチャード・ポープ 『秘密と嘘』、『ハッピー・ゴー・ラッキー(原題)』
◇編集:マーティン・ウォルシュ 『シカゴ』、『Vフォー・ヴェンデッタ』
ジャスティン・クリシュ 『ベッカムに恋して』、『ミーアキャット』
◇音楽:ジョビィ・タルボット 『銀河ヒッチハイク・ガイド』、『ペネロピ』
◇出演:ジョージア・グルーム 『ジョージアの日記/ゆーうつでキラキラな毎日』
アーロン・ジョンソン 『シャンハイ・ナイト』、『幻影師アイゼンハイム』
エレノア・トムリンソン 『幻影師アイゼンハイム』
ショーン・ボーク 『ジョージアの日記/ゆーうつでキラキラな毎日』
カレン・テイラー 『THE SKETCH SHOW ザ・スケッチショー』(TV)
アラン・デイヴィス 『ジョージアの日記/ゆーうつでキラキラな毎日』
「ゲンキですか~っ!」 ゲンキですよね。(笑)
自分の記事をアップするのにアップアップで中々訪問できなくて失礼の段お許し召され。
画像で見る限り『ベッカムに恋して』より、こちらの方が私にはタイプですね。
私が今年見た映画で一番は「おくりびと」でした。来年はどんな良い映画にめぐり合えるのでしょうか?楽しみですね。
良い新年をお迎え下さい。
by 敏 悌次 (2008-12-31 13:24)
敏さん、
こんばんは。こちらこそご無沙汰してしまってます・・・。
たしかにこちらのほうが登場する女子数が多いですが^^; 『ベッカム~』が扱ってるイギリスに暮らすインド人家族の様子も興味深いですよ。
私は『おくりびと』を観損ねました。いつか必ず観ますね。
敏さんもよいお年を!nice!をありがとうございました!
by クリス (2008-12-31 20:55)