天国の口、終りの楽園。(2001) <Y Tu Mama Tambien> [film reviews]
記事が飛び飛びになりましたが、『ブエノスアイレスの夜』、『アマロ神父の罪』に続く、ガエル君祭りです。
若くてヤリたい盛りの青年2人が、とある人妻と共に「天国の口」と呼ばれる幻のビーチへと向かう、ロードムービー。
プライベートも仲が良く若くて可愛い2人、ガエル君とディゴの共演。目の保養にはもってこいだし、この際ストーリーのことは2の次にしてもいいよ・・・と思えるくらい、アタマん中Hなことしかない無邪気な2人がカワイイ。
残念だったのは、2人にあらゆる妄想を掻き立てさせる人妻が、あまり美しくなかったこと。
南米の美人とアジアの美人の差かなぁ。
ガエルのデビュー作は、『アモーレス・ペロス』(1999)。世界的に評価の高い作品の主役を張りました。
その後、『モーターサイクル・ダイアリーズ』(2003)や『バッド・エデュケーション』(2004)迄の間は、メキシコや南米の、小粒作品ながらクセのある役を好んだんじゃないかなという気がしています。
作品としては、どれもトップレベルとはいえないけれど、ガエルの役者としての評価は確実に上げたと思います。
その辺りのキャリアの積み方が、若き日のレオ君に似ているなと、ふと思いました。
彼も、『タイタニック』前は作家性の強い役を好んでいました。『タイタニック』後は、名だたる監督とタッグを組みスターの階段を昇りつめていきました。
ガエル君も、最近はハリウッド映画にも積極的に参加しています。もう一段上のドッカーン作品があり、彼にはベニチオ級の性格俳優になって欲しいなぁと思います。
◇監督:アルフォンソ・キュアロン 『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』、『トゥモロー・ワールド』
◇出演:ガエル・ガルシア・ベルナル 『太陽のかけら』、『バッド・エデュケーション』
ディエゴ・ルナ 『ミスター・ロンリー』、『ミルク』
マリベル・ベルドゥ 『ベルエポック』、『パンズ・ラビリンス』
フアン・カルロス・レモリーナ 『天国の口、終りの楽園。』
私も、この映画、ストーリーは、この際どうでもいいやって思っちゃいました。このタイトルがイイですよねぇ〜。
ガエル・ガルシア・ベルナルさん、私も今後が気になってます♪
by u_yasu (2009-03-19 01:10)
そうですよね~。ガエルとディエゴがめちゃくちゃ可愛くて、見守ってる感じでした。が、内容はイマイチだったと思います・・・。
nice!をありがとうございました。
by クリス (2009-03-20 11:49)