マーサの幸せレシピ (2001) Italy | Germany | Austria | Switzerland <Bella Martha> [film reviews]
16日(木)に六本木の友達おススめのお店「シシリア」に行き、パスタ・ジェノベーゼを食べてからというもの、17日(金)には魚介+トマトソースのパスタ、18日(土)はツナとナスの塩パスタ、今夜はベーコンとトマトを入れた黒オリーブパスタ(自作)というイタリアンな日々が4日も続いています。
この作品を観たのは、18日(土)。カンケーあるのかなぁ・・・・・・。
感情表現が乏しいマーサは、フランス料理店の女性シェフ。優れた味覚感覚を持ち腕はいいが、料理に思いを掛けるように、人には心を開けない。姉の事故死によって娘リナを迎えるが、お互いにギクシャクしてしまう。そこへ陽気なイタリア人シェフ・マリオが店にやってきた。彼を快く思わないマーサだったが・・・。
さっぱりした作品でした。美人な上に人を寄せつけない雰囲気を持つマーサ。シェフとして、素材へのいたわりや思いやりは感じられるのに、対 人となるとみるみる硬くなってしまう。そんなマーサの過去がわかれば、マーサへのシンパシーがより深まった気もするけれど、割と軽い感じの作品のテイストから考えると、なくて丁度よかったのかも。
ドイツ・ハンブルグの薄暗い空をみると、マーサの硬さの由来がわかる気もします。スコットランドの冬もそうだったけれど、悪天候が及ぼす人間への心理って、経験してみるとなかなか奥が深い。視点を変えると、彼女のシゴトへの真摯な姿勢はとても潔く、現代を生きる女性の、手本だとも感じました。
◇監督:サンドラ・ネットルベック 『サージェント・ペッパー ぼくの友だち』
◇出演:マルティナ・ゲデック 『素粒子』、『バーダー・マインホフ 理想の果てに』
セルジオ・カステリット 『可愛いだけじゃダメかしら』、『パリ、ジュテーム』
ウルリク・トムセン 『アドルフの画集』、『ある愛の風景』
マクシメ・フェルステ 『マーサの幸せレシピ』
この映画も大好きです。
シシリアも大好きです。
落書きしてきましたか?
by **feeling** (2009-04-20 10:36)
「シシリア」はあの角のアマンドが入ってたビルが改装になって、別のところに移ったんです。それからは、落書き禁止になったって友達がいってましたー。
nice!をありがとうございます!
by クリス (2009-04-20 22:35)