インフォーマント! (2009) USA <The Informant!> [film reviews]
なぜか、年末の実感0。明日から京都へ行き、年越しは京都という、ちょっと粋なこと(?)をしてくる予定です。年末な感じがしないのは、きっとTVをほとんど観ないせいじゃないかな。年末・正月らしいTVは、なぁんにも観ていないし、観る予定もないし。09年の映画鑑賞も、今作をもって終わりました。これから、いつものようにベスト映画を選びたいと思います☆
ソダーバーグも褒めていたマット・デイモンの演技は、監督の盟友、ジョージ・クルーニーよりも繊細。嘘ハッタリが多いマークも、マットが演ると信じてしまう説得力があったし。『ボーン~』シリーズファンとしては、そっちのマットが早く観たいけれど、ちょっと続編はムズカシイかなぁ。あ、今作は実話がベースになっています。『インサイダー』と、題材としては一緒なんですよね。
食品加工会社に働くマーク。若くして成功し、妻子と幸せに暮らしていたが、食品に混ざったウィルスによる損失責任を問われてしまう。マークは、ライバル企業の企みだと上司に報告し、事件はFBI捜査を受けることに。これをきっかけに、マークはADMが行う価格協定にまつわる不正を告発する。思わぬ展開に、FBIはマークを使って、確かな証拠を掴む潜入捜査をはじめる。
監督ソダーバーグ信奉者としては、今一歩・・・。テンポよくすすむ作品ですが、バイオケミカルとかウィルスとか、忘れてしまったけれどコムズカシイ単語がバンバン使われるし、畳みかけるように登場人物は増えるし、怒涛の展開の早さに、ついていけなかった感が残りました。字幕を頼りに観てしまう分、乗り遅れてしまったんですね。せっかくのソダーバーグ作品だったのに!
ただ、やっぱりソダーバーグがスマートだと思ったのは、彼の作品に対する感情を排除し、マークへのジャッジメントは、全てオーディエンスに委ねていたことです。特に今作は、損失責任を問われFBI側についたマークの真意や、彼が口にする言葉の真嘘がストーリーの肝になっていて、そのあいまいな危ないラインを私たちが楽しみやすいディレクションになっていたと思います。
監督ソダーバーグ信奉者としては、今一歩・・・。テンポよくすすむ作品ですが、バイオケミカルとかウィルスとか、忘れてしまったけれどコムズカシイ単語がバンバン使われるし、畳みかけるように登場人物は増えるし、怒涛の展開の早さに、ついていけなかった感が残りました。字幕を頼りに観てしまう分、乗り遅れてしまったんですね。せっかくのソダーバーグ作品だったのに!
ただ、やっぱりソダーバーグがスマートだと思ったのは、彼の作品に対する感情を排除し、マークへのジャッジメントは、全てオーディエンスに委ねていたことです。特に今作は、損失責任を問われFBI側についたマークの真意や、彼が口にする言葉の真嘘がストーリーの肝になっていて、そのあいまいな危ないラインを私たちが楽しみやすいディレクションになっていたと思います。
ソダーバーグも褒めていたマット・デイモンの演技は、監督の盟友、ジョージ・クルーニーよりも繊細。嘘ハッタリが多いマークも、マットが演ると信じてしまう説得力があったし。『ボーン~』シリーズファンとしては、そっちのマットが早く観たいけれど、ちょっと続編はムズカシイかなぁ。あ、今作は実話がベースになっています。『インサイダー』と、題材としては一緒なんですよね。
◇監督:スティーブン・ソダーバーグ 『KAFKA/迷宮の悪夢』、『スキゾポリス』
◇出演:マット・デイモン 『チェ 39歳別れの手紙』、『インビクタス/負けざる者たち』
スコット・バクラ 『アメリカン・ビューティー』、『海辺の家』
ジョエル・マクヘイル 『インショーマント!』
メラニー・リンスキー 『乙女の祈り』、『メラニーは行く!』
◇出演:マット・デイモン 『チェ 39歳別れの手紙』、『インビクタス/負けざる者たち』
スコット・バクラ 『アメリカン・ビューティー』、『海辺の家』
ジョエル・マクヘイル 『インショーマント!』
メラニー・リンスキー 『乙女の祈り』、『メラニーは行く!』
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