幸せになるためのイタリア語講座 (2000) Denmark | Sweden ＜Italiensk for begyndere＞

　　　苦節1年^^; ようやく、デジイチを買う決心がつきました。きっかけは予定している旅なんだけど、こつこつと溜めてたあるものが、まとまった額になりそう―ということもあり。機種はずっと前から決めてますが、今思いっきり悩み中なのは、レンズキットのレンズです。18-200にしようと思ったけれど、嫌になりそうなくらい重くて。なら、18-55にして、別に55-300を買おうかなぁ。

　　　コペンハーゲン近郊の、ある町。妻を亡くしたアンドレアスは、新任牧師としてこの町を訪れ、ホテルに滞在する。そのホテルのフロント、ヨーゲンは、親友ハルにクビを宣告する役を押しつけられ、困惑する。そのヨーゲンに密かに想いを寄せるのは、イタリア娘のジュリアン。パン屋の店員オリンピアは偏屈な父に閉口し、美容師カレンはアルコール依存症の母を抱えていた。

　　　11月迄は、可能な限りイタリアにまつわる作品を観ようとしています。もちろん? 真の目的は趣味のロケ地巡りがしたいから。ローマとフィレンツェを舞台にした作品を観なきゃいけないのに、リストアップした作品はいつものレンタル屋にないことが多くて。渋谷や新宿の大きなところへいかないと、リスト制覇はむずかしそうです。『甘い生活』はAmazonから借りたし。

　　　実は今作は、最後の最後にちょこっとベニスへいくだけ^^; しかも、ベニスは（いきたいけど）いかないのに。ほんの数秒映る、ボートからみえる美しすぎる風景・・・これ、拷問です（笑）それに、なかなかイタリアに舞台を移さないから、イラッとしそうだったけれど、気がつけばストーリーにどっぷりハマっていました。大人のための良作。ただ甘いだけじゃない恋愛ってステキです。

　　　「純潔の誓い」をしたドグマ作品って、乾いた空気が人間の内面をえぐるような、そんな印象を持っていました。デンマークの気候のせいかもしれませんが。そしてドグマの制作ルールは、ドラマ・ドラマした演出を排除し、より実際の暮らしから湧き起こるストーリーをくみとっていく、そんな手法だと受けとれます。そんな中、今作は温かさと日常のキラキラをいっぱい持っていて。

　　　そのキラキラが、私たちの暮らしに近いところから生まれたことが、今作が真に素敵なところです。手に届きそう!って思える、距離感なんです。それなりに人生を歩み、けれどそんなに上手くはいってない30-40代の彼らが、日々の暮らしの中に、若い頃に持っていたキラキラを再びみつけ出す姿は、ほんと、爽やかでした。わたしも、そういう年に近づいてるってことかもな。

言わなきゃ解らないけれど、ベニスです（笑）

幸せになるためのイタリア語講座 デラックス版 [DVD]

• 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
• メディア: DVD

◇監督：ロネ・シェルフィグ　『ウィルバーの事情』、『17歳の肖像』

◇出演：アンダース・W・ベアテルセン　『ミフネ』、『トランスミッション』

　　　　　ピーター・ガンツェラー　『マイ・シスターズ・キッズ』、『エネミーズ・ゾーン』

　　　　　ラース・コールンド　『幸せになるためのイタリア語講座』

　　　　　アン・エレオノーラ・ヨーゲンセン　『幸せになるためのイタリア語講座』

　　　　　アネッテ・ストゥーヴェルベック　『幸せになるためのイタリア語講座』

　　　　　サラ・インドリオイェンセン　『幸せになるためのイタリア語講座』

コメント 10

こんばんは。
デジイチ、何を購入されるのか？
非常に楽しみです＾＾
by perseus (2010-09-26 00:32) 

　ご訪問ありがとうございました。
　デジイチをお買いになるのですね。私も定年退職記念にデジイチの入門機を買って楽しんでいますがいまだに初心者です。
　これからもよろしくお願い申し上げます。
by ymurayam (2010-09-26 16:33) 

＞perseusさん、
いまだにレンズが決めきれません。一昨日、マップカメラで安かったものが、今だと＋4000円・・・。1日にしてこの価格差ってなに～って感じです。nice!をありがとうございます。

＞ymurayamさん、
こちらこそ、ありがとうございます。カメラ、楽しいですよね。わたしもずぶの素人ですが、とても楽しく感じています。ものの見方も変わりますし。nice!をありがとうございます。
by クリス (2010-09-27 08:46) 

レンズは交換で2種類か3種類にされたほうが撮影時に重くなくていいですよ。ただ、レンズを持ち運ぶ鞄は必須になりますが。どちらにしてもカメラも収納しますからレンズが3本くらいは入る鞄とセットで購入されるのがいいと思います。

購入後の写真のアップが今から楽しみです。
by yukikaze (2010-09-27 11:18) 

私もいつかはデジイチ・・・と思いつつまだで、コンデジ愛用者です(^^ゞ
やはり重さはネックです。特に旅行の時なんですよね～。
by kuwachan (2010-09-27 12:43) 

＞yukikazeさん、
わたしもさいしょは、万能な1本があればいいかなって思ったけれど、
今じゃ分けたほうがいいという気持ちになりました。重さもちがうし、
18-200じゃ焦点がきれいに合わないかも・・・と。
まずは、18-55にして、その他揃えたいと思います。
時間は掛りそうですが・・・。nice!をありがとうございました。

＞kuwachanさん、
デジイチの重さを嫌う人には、リコーや富士フィルムが人気にようです。
リコーは、わたしの初代デジカメってこともあって、思い入れはあるんですが・・・。
形だけでも本格派になりたいわたしは、ゴッツいの買いそうです^^
nice!をありがとうございました。
by クリス (2010-09-27 21:08) 

はい、一番小さいキットレンズがお得です。
解像度が良いので、広角で、ばしばし撮っておけば、
等倍画像で、詳細まで十分楽しめます。
昔のスライドフィルムをスクリーンに大きく映せる感覚ですね。
by hako (2010-09-28 12:01) 

hakoさん、
やはり、いちばん小さいのがいいですね。
アドバイス、ありがとうございます。
今回は18－55のレンズキットを買って、残りは別レンズで補おうと思います。
nice!をありがとうございました。
by クリス (2010-09-29 06:46) 

よく出来た作品だった記憶があります。
何せ観たのは5年前。
伏線の引き方が秀逸だったんですよねえ。
by ken (2010-09-29 16:56) 

そうなんです。
けっこう地味ながらも、不器用な大人の集まりが、
少しずつ打ち解けあって、絆が生まれて・・・。
こういう、大人のちょっとした機敏に触れると、
いろいろと感じる年になったってことでしょうか。
nice!をありがとうございました。
by クリス (2010-09-29 21:41)