ダークウォーター (2005) USA <Dark Water> [film reviews]
ジェニファー・コネリー主演のホラー映画。普段はホラー映画ってちっとも観ないし、前に観たのは、もしかしたら3年以上前の「エクソシスト(完全版もしくはリマスター版)」かも。怖いもの観たさもなくはないけれど、お化け屋敷みたいに映画は瞬じゃ終わらないから辛いんです。そんな私が、「Dark Water」は観たいな~って思った理由は2つありました。
1つは、日本製ホラーがハリウッド製ホラーになっても同じくらい怖いのかどうか知りたいのと、もう1つは、「セントラル・ステーション」と「モーターサイクル・ダイアリーズ」の監督・Walter Sallersが、彼としては異色な感じのするホラーを撮ったということもあって、どんな風に仕上がったのかが気になったからです。
結論からいうと、あんまり怖くありません。日本製ホラーって、「リング」にしてもアメリカ版になると、とたんに恐怖がなくなっちゃう。不思議ですよね、日本にしかないナニか、ゾクゾクと怖くさせるナニかがあるはず。(「リング2」はわざわざ中田秀夫が撮りに行ったのに、怖くないどころか、ありえないくらいにつまんなかったし)
あんまり怖くないから、冷静に考えて「あんなに10階からの水漏れが激しかったら、(ジェニファー母子は9階にいる)、階下の8階のフラットにも水漏れ絶対してるやろに、誰も文句いわへんなぁ」なんて感じたり。水漏れ、激しすぎ。あれじゃ滝みたいだし、絶対近所もうるさかったハズ!少し期待してたから、裏切られた気分もあるかもしれませんね。
コメント 0