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Summer Sonic 2009 @ Chiba Marin Stadium & Makuhari Messe <Part 1> [Theatre]

   前にブログにも書いたように、サマソニック09に参戦してきました。マリンスタジアムに着いたとたん、日差しの強さや人々の熱気(湿気)に思わずひるみそうになりましたが、そんな不安とは裏腹に、昔からカラダは丈夫なんです(笑)それにしても、徹夜組(というか、地べたに寝てる)も含め、若者率の高さといったら! 青春ですね。平均年齢を引き上げちゃったな。

   なんといっても今回のサマソニは、Keaneのためにきました。いいなって思うバンドは山とある中、心の底から好きだ―! っていうのは、このKeaneとColdplay、The Killers ですね。ちょっと、別格なんです。ColdplayThe Killers のLive は経験したけれど、はじめてのKeane ライブを前にしてテンション上がっちゃいました(あまり上がると無口になる)。

   12時すぎにマリンスタジアムに着いて、ソニメシ食べたり水分補給したりして、いざ Keane のステージとなるスタジアム内へ。ちょうど、Mutemath ってアメリカのバンドがパフォーマンスしていて、嫌いじゃない音だったけれど、ここは スタジアムを分析しながら(?)Keane ライブへ向けた作戦会議(笑)

   Keane の前のエレファント・カシマシが終わる5分前には着いて、オーディエンスの入れ替わりを狙ってステージ近くのアリーナを狙うことにして、Igulu & Hartly を観に
Beach Stage へ。彼らのことはカリフォルニア出身としか知らないけれど、「In This City」はとっても気に入っていて、年末からずっとi Pod に入っているんです。

   1曲目にやらなかったらスタジアムに戻るつもりだったけれど、2曲目のイントロに聴き覚えが・・・! Keaneとかぶちゃったから諦めてたのに、ラッキーでした。若者たちは、砂浜なのにタテ乗りでしたね。Igulu & Hartly は、PVのやんちゃぶりにちょっとひいたりもしたけど、生聴きはやっぱイイなぁ。長髪が乱れるパフォーマンスは、やっぱりひいちゃうんだけど。

   「In This Ciy」にまんぞくしてスタジアムに戻ると、~カシマシがパフォーマンス中。はじめて曲を聞いたけれど、説教系の歌唱スタイルですね。というより、エレファント・カシマシってバンド? それともピン? コーネリアスも、1人なのかグループなのか・・・。ジャミロクワイは、ずっと1人だと思っていたら、バンドなんですよね。

   そうこうしてたら~カシマシが終わり、ステージ目掛けてアリーナの人達を上手くかわしながら、前から5列目あたりをゲット! 
どうしよう、「キーン! キーン!」って黄色い声張り上げる人がいたら・・・とか思ったけど、ま、フツーはメンバーの名前呼びますよね。このときふと、メンバーの名前を誰一人知らないことに気づきました(笑) もう5年はファンなのに。

keane7.jpg



■setlist <順不同>
  The lovers are losing
  Everybody's changing
  Somewhere only we know
  This is the last time
  Spiralling
  Perfect symmetry
  You don't see me
  Is it any wonder
  Under pressure
  Christal Ball
  Bedshaped

   ボーカルのトムをはじめ、メンバーがゆっくりとステージに姿を現しました。笑顔だ。自然とこちらも嬉しくなります。2006年のサマソニは、トムのドラッグ問題が深刻になって、日本にきたもののドタキャンだったと聞きました。Keaneは終わったと誰もが感じたところから、新たに生まれ変わったって、楽曲を作るティムのインタビューを読みました。トムも健康そうです。

   Keane がそんなに好きな理由・・・。やっぱり旋律の美しさやトムの透明感溢れる歌声もあるけれど、Coldplay やThe Killers しかり、イギリスにいた頃の私の暮らしの、いつも傍にいたからだと思います。Coldplay をガンガンかけながらスコットランドの山々を車に乗って走り抜けたり、The Killers の「Somebody told me」に高揚されて論文書ききったり。

   Keane を聴きはじめたのは
、大学院への準備をしていたロンドンにいた頃でした。ラジオから流れる「Somewhere only we know」や「Everybody's changing」を聴きながら勉強した夜は数えきれず、グラスゴーへ経つ前夜は、日本へ向かう彼と共にBedshape」を聴きながら荷造りをしました。あの夜の光景、旅立ちの不安は、聴くたびに思い出します。

   そんなkeane が前の前にいて、やっぱり胸がいっぱいです。想い焦がれていた人にやっと会えたような。トムは声量があって声もよく、上手い。聴かせます。前よりスリムになって、スタイルいいなぁ。それに、短髪が似合ってます。パブリックスクール(イギリスの私立校)出身のぼくぼくちゃんって感じが、今はやりの草食系っぽい(?)うん、狩ってみたいかも(笑)

   50分のステージはあっという間にも感じられたけれど、11曲もやってくれてお腹一杯でした。しかも、デヴィット・ボウイとクイーンの「Under pressure」を演ったときは、最近 i Pod に入れてたこともあってビックリしました。2007年にも演ったことがあるんですね。大好きな1曲だったから、トムバージョンも聴けて嬉しかったなぁ。

   トムのパフォーマンスもそうだったけれど、keane の楽曲って聴きながらリズムがとりやすい曲が多かったです。ちょっとイガイ。トムも、シャイそうな顔しながら歌いはじめると入り込んじゃう感じ。「女の子にもてたいとか、有名になりたいとかじゃなくって、純粋に歌を唄うことが好きだったんだ・・・」ってインタビューを証明するパフォーマンスだったと思います。

   そんなこんな、「温かく迎えてくれてありがとう!」とか、「またくるね!」とかいいながら、Keaneは笑顔のうちに去っていきました。あ~、行っちゃった。ずっと胸いっぱいな余韻に浸ってたかったけれど、Razorlightの若いファンに揉みくちゃにされて、ひとまずアリーナ前列を脱出しました。Keaneのときはなかったけれど、あの押し合いへしあいは危険ですね。(続)


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コメント 11

hash

Keaneはよく知りませんが、“Is it any wonder”この曲は知ってます。^^;
by hash (2009-08-12 00:20) 

クリス

私も大好きな曲です。Keaneの意外性をみた曲だったかも。
ライブのときも、この曲はノリノリでしたよ~。といっても、私はけっこうじっと観いっちゃうタイプなんですけどね。nice!をありがとうございました。
by クリス (2009-08-12 07:18) 

lucksun

いいレビューですね。
Keaneに対するクリスさんの思いが伝わってきます。
イギリスに留学されていたころの思い出に重なるんですね……。
優しそうなイケメンくんたちなのに、
ドラッグ問題でドタキャンになったとはちょっと意外でした。
「Under pressure」のカバーなんてのもやったんですね。うーん、興味津々!
サマソニは出演バンドの数が尋常でないから、
なかなかチェックしきれないですけど、
終わった後でも、こんな風に知る機会があっていいですね。
by lucksun (2009-08-13 00:23) 

クリス

ありがとうございます。なんか、思い入れがありすぎて、抑えて書くのに苦労します^^;
やっぱりイギリスにいた頃の時間って、私にとってはいつ迄も貴重なんですよね。宝物です。そんなときに聴いた音楽は、ずっと特別かもしれません。
私も、行けなかった1日目や2日目のアーティストチェックしたいと思います。
lucksunさんおススめのナイン・インチ~とか!
nice!をありがとうございました。
by クリス (2009-08-14 05:50) 

Sardanapalus

Keane行かれたのですね!羨ましい~。私も、留学時代から大好きなバンドです。未だに機会がなくてライブにいけませんが、今回のサマソニで気をよくして今後来日公演が増えてくれることを願います(^^)音源でしか聴いたことがないUnder Pressureのカバーが聴きたかったです~。
by Sardanapalus (2009-08-16 07:50) 

クリス

そうなんですよー!やっと念願かなったりです。
ブログにもアップしましたが、又行くことになりそうです・・・。すっかりハマっちゃいました。
トムの声って、ほんといいですよね。声フェチとしては、こういう声も好きなんだと幅が広がった感じです。
ブリティッシュロック万歳☆
by クリス (2009-08-16 22:51) 

かものはし

サマソニ行かれたんですねぇ~。
実は私、フジロックもまだ未参戦でして・・・。(苦笑)
それにしても、"Keane"もそうですし、
個人的には"Glasgow"チームが好きなので、
"TRAVIS""Teenage Fanclub"とかになっちゃいますけど、
(あと、必須は"Belle & Sebastian"!)
なんで、あんなにUKロックって良いんでしょう!!!
お恥ずかしながら、まだ旅行で1回しか訪れていませんが、
行ってみて、間違ってなかったなぁ~って思いましたね。
by かものはし (2009-09-27 16:22) 

クリス

夏フェス初参加だったんですが、とぉっても楽しかったです☆ ひいきのバンドがいたら、又行きたいです。
Glasgowチームというと、Belle & Sebastianですかね。えっらい人気だし、私も好きです。Snow Patrowはちょっとメジャーすぎですかね~。
音楽はあまり詳しくないんですが、アメリカ=産業ロック に対して、イギリスは真にロックンロールしてる感があります。好きなもの作ってるっていう・・・。
グラスゴーを舞台にした映画が好きですね。あの荒廃した(時代があった)雰囲気を醸してくれていいです。nice!をありがとうございました。
by クリス (2009-09-27 22:27) 

lana

私もKeaneのファンです♪

Keane目当てでサマソニへ初参戦しました。
クリスさんはイギリスに留学していたことがあるのですね。
イギリス…KEANEの国…あこがれです♪

私は今年の春ごろに3rdアルバムでKEANEを知って、速攻で1st・2ndを買って、
勢いで今年の春のライブ(大阪)→サマソニ(大阪)参戦と、
怒涛のKEANEライフを送っています♪

ほんとに、KEANEっていいですよね♪

まだ、日本ではあまりメジャーではないみたいですが、
その分、来日時には小さなライブハウスで楽しめるので、
いいのかなぁ…なんて思ったりしてます。

by lana (2009-10-01 11:46) 

クリス

はじめまして☆
Keaneのファン♪一緒ですね。嬉しいです!
私はデビューの頃から好きだったんですが、こんなに熱が上がったのはサマソニ観てからです。あまりにもパフォーマンスがよくって、感激しちゃいました。トムの印象もガラッと変わったし。
イギリスにいた間も、彼らの出身地へ行く機会はあったんですが、地元の町に立ち寄るほどのことはしてなくて。今イギリスにいけたら、絶対寄ってみたいです。
イギリスじゃ国民的バンドっていってもいいくらいですが、日本の浸透度はまだまだかもしれませんね(南米は、けっこうな人気のよう)。ただ、そのほうがメンバーが近く感じられて嬉しいです。私もそう思います。

実はサマソニの前にあったPerfect Symmetryの日本ツアーは、マヌケなことにノーマークだったんです。そんなこともあって我慢できずにアメリカ・カナダへ彼らを追っかけてきました。

http://erginarslan.blog.so-net.ne.jp/2009-08-15
http://erginarslan.blog.so-net.ne.jp/2009-09-28
http://erginarslan.blog.so-net.ne.jp/2009-09-29

よかったら、ご覧くださいね。今後とも、よろしくです☆



by クリス (2009-10-02 07:10) 

토토사이트

Thank you again for all the posts you are sharing every day. I always visit your blog to see interesting posts like this. I will be sharing this blog with my friends.

by 토토사이트 (2023-09-15 17:35) 

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