あなたは私の婿になる （2009）US ＜The Proposal＞ [film reviews]
すっかりKeaneブログ化してましたが^^; 映画のレビューもポツポツたまってきました。この作品は、シアトルへ向かう空の上にて鑑賞。ユナイテッド航空ははじめて乗りましたが、評価は低いなぁ。映画チャンネルを楽しみにしてたのに、5つくらいしか選択肢がなくて。しかも、時間を選べないシステム・・・。料理も美味しくなかったし。簡素すぎるサービスでした。
NYの出版社に働くキャリア・ウーマンのマーガレット。カナダ人、40歳の若き編集長だが、容赦ない厳しさから同僚たちから恐れられる存在だった。ある日、会長からマーガレットの就労ビザが却下されたと聞かされ、その場しのぎに28歳のアシスタント、アンドリューと結婚すると宣言してしまう。アメリカ人と結婚すれば、ビザの心配もないという企みだったが。
シアトル行きの飛行機は、この他に「ピンクパンサー2」とかエディ・マフィーの新作とかやっていたけれど、この作品がいちばんまともそうだったというか・・・。そう聞くと、もちょっとマシなのやればいいのにって思う人も多いはず。今作も、期待しなかった割に、かなりつまらなかった～（って云ったら、怒られる?） あまりにもありふれたラブコメ、もういいんじゃないの?
まず、サンドラ・ブロックはカラダが重すぎます。彼女のことは決して嫌いじゃないけれど、セミヌードやスーツスカート姿がスッキリしてみえなくて、やっぱり40代って年齢を感じてしまいます。そんな彼女に結婚を迫られる28歳のアンドリューが可哀想すぎてしまって。とはいえ彼も、何故スカーレットが結婚しちゃった（プライベート）のか、魅力が掴みきれません。
なんといってもこの作品は、私がこの上なく嫌う展開だったところが、評価を下げた原因かも（ネタばれ→結婚式をドタキャン、逃亡する展開が大嫌いなんです。パートナーのことや、幸せを祝って参加した人たちのことを考えてよと。そんなに嫌なら、式になる前に伝えてあげて!）って、思ってしまいました。名作といわれる『卒業』も、いい気がしなかったし。
最後に観た、おもしろかったラブコメってなんだろう? 『ユー・ガット・メール』だったとしたら、悲しいくらいに昔すぎる。ラブコメって、魅力的な俳優たち、その相性の良さは必要だと思うし、今作の2人もその点は最悪じゃなかったけれど、いくら架空の話とはいえ、もうちょっと胸にストンと落ちる、納得のいく展開をみせて欲しかったです。ヤラセっぽいのはダメだな。
◇監督:アン・フレッチャー 『ステップ・アップ』、『幸せになるための27のドレス』
◇出演:サンドラ・ブロック 『デンジャラス・ビューティー』、『完全犯罪クラブ』
ライアン・レイノルズ 『悪魔の棲む家』、『ウルヴァリン：X-MEN ZERO』
クレイグ・Ｔ・ネルソン 『ポルターガイスト』、『俺たちフィギュアスケーター』
メアリー・スティーンバージェン 『八月の鯨』、『フィラデルフィア』
ベティ・ホワイト 『アリー・myラブ (3rd Season)』、『アグリー・ベティ2』
＞嫌う展開
確かに、ハリウッド映画でよく見かけますね。
諸悪の根源は、D・ホフマンでしたか。＾＾
by hash (2009-11-01 16:51)
なんかもう、余りにありきたりすぎて嫌なのと、
その場にいる人たちの気持ちがおいてきぼりになるのが嫌なんですよね^^;
Dホフマンは好きだけど、『卒業』は名作といえるかどうか、疑問に思ってます。
nice!をありがとうございました。
by クリス (2009-11-01 23:50)