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127時間 (2010) USA |UK <127 Hours> [film reviews]

   最近、映画を観る本数がへっています。100本は必ずと思っていますが、昨年のような200本というレベルにはほど遠く、ちょっと寂しさも感じています。まぁ、諸事情あって仕方のないことなんですが…。となると、観たかった劇場作品も少しずつ逃していっており、やっぱり200本っていう数は、新作と旧作をいいバランスで観るには適した作品数だったんだなって、思っています。 

   冒険好きなアーロンは、ロッククライミングのために慣れ親しんだブルー・ジョン。キャニオンに向かった。 ところが、ふとしたアクシデントから大きな落石に右腕を挟まれ、谷底で身動きがとれなくなってしまう。そこは誰も寄りつかない、荒野の真ん中だった。。しかも彼は、誰にも行きさきを伝えずに旅に出ていた。絶望的な状況にも、決して希望を失わないアーロンだったが…。

   オスカー作品賞を獲ったダニー・ボイル監督。オスカー後、さいしょの作品となった今作は、オスカーの気負いをまったく感じさせない、作りたいものを作ったという爽やかな印象を与える作品でした。ぶっちゃけ、トレスポ後→スラムドック前は、ダニー・ボイルにとってはながいながい道のりだった気がします。悪くはないけれど、スマッシュヒットがなかったのもたしかな事実です。

   『127時間』って、5日と3時間なんですよね。ライフラインは限りある水しかなかった中、5日目にして下した決断は、余りにも重くて勇気のいるものだったと思います。それだけでなく、自身の右腕を挟んだ落石に向かって、彼言った言葉に胸がじんじんしました。ダニー・ボイルらしく、五感が刺激される映像も、単調になりがちな題材に彩りを添えていました。センスある音楽もね。 

 

127_Hours- (2).jpg
 

 

◇監督:ダニー・ボイル 『トレインスポッティング』、『スラムドッグ・ミリオネア』
◇出演:ジェームス・ブランコ 『容疑者』、『バレエ・カンパニー』
     アンバー・タンブリン 『ザ・リング』、『旅するジーンズと16歳の夏』
     ケイト・マーラ 『ランダム・ハーツ』、『アイアンマン2』
     リジー・キャプラン 『ミーン・ガールズ』、『2日間で上手に彼女にナル方法』
     


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海を渡る

始めまして。おはようございます。
ご訪問、ありがとうございます。
映画、ゆっくりと見に行きたいです。
これからもよろしくお願いします。
by 海を渡る (2011-09-01 07:41) 

クリス

こちらこそ、ありがとうございます。
映画、わたしも最近はゆっくり観れてないんですよね…。
けれど、時間作っていきたいです。ストレスたまるし。
by クリス (2011-09-04 00:50) 

トチオ

こんばんは。
オスカー後の作品という意識で私も観てしまいましたけど、凄く良かったと思えますね。終盤の腕をどうにかするシーンは直視できなかったですよ、自分の衰えを感じますわ(^^;)
by トチオ (2011-09-13 00:07) 

クリス

トチオさん、
ごぶさたです。
なんだか肩の力がイイ感じに抜けてましたよね。腕のシーンは目をそむけちゃったけど、回想がうまく入ってて、いろんな彼の成長がみれてよかったです。
by クリス (2011-09-18 23:28) 

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