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ジャンゴ 繋がれざる者 (2012) USA <Django Unchained> [film reviews]

   チビ娘、とうとう予防接種で全く泣かなくなりました。「うん」とも「すん」とも言いません(笑) はじめの頃は「ギャンッ」ってひと泣きくらいはあったけれど、もはやなにも感じないようです。とは言っても、歳を重ねると注射っていうのが今よりも理解するようになって、大泣きしたりするのかなぁ。まーとにかく、毎日毎日、可愛くて可愛くて仕方ありません。ずっと赤ちゃんでいて欲しいなぁ。

   南北戦争前夜のアメリカ南部。賞金稼ぎの歯科医シュルツは、お尋ね者三兄弟の顔を汁黒人奴隷ジャンゴをみつけ、鎖を解き放して追跡劇に連れ出す。ジャンゴの腕を信じたシュルツは、賞金稼ぎの相棒として旅を続けていたが、ジャンゴには奴隷市場で生き別れた最愛の妻ブルームヒルダがいた。彼女が非道な農園領主キャンディの元にいることを知った2人は、ある作戦でキャンディに近づく。

   月日のながれは早く、『イングロリアス・バスターズ』から4年が経ちました。前から公言していることは、タランティーノ監督の作品は基本的に好みじゃないということ。『ジャッキー・ブラウン』は好きでしたが、アクが強くてマンガチックなカット割り、そして作品が持つ残虐性も目を背けたくなります。けれど、毎回新作がくると劇場にいってしまうのはなぜでしょう?(笑) 話題性かしら。

   今作も、黒人のスパイク・リー監督が「絶対に観ない」と公言したように、物議を醸す作品ではありましたが、配役の妙にもたすけられて、私自身は乗りきれました。特に、シュルツの自己犠牲も顧みない男気とレオ君の極悪非道ぶりがツボ。リメイクや続編、アメコミ頼りなハリウッドにおいて、オリジナルで手の込んだ作品を作り続ける監督は貴重だとは思うんだけど、好みのちがいですね。

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◇監督:クエンティン・タランティーノ 『ジャキー・ブラウン』

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きさ

私もあまり好みではない部分もあるのですが、面白いです。
今回も残酷描写はあるのですが、テンポもいいし面白かったです。
配役もいいですね。

by きさ (2013-07-18 05:56) 

クリス

一つの劇としては、よくできたおはなしだったと思います。シュルツがよかったです。善人とは言いがたいけれど、一本気があって。レオ君の悪役は、これからももっと観たいと思います。nice!をありがとうございました。
by クリス (2013-07-20 00:10) 

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