欲望のバージニア (2012) USA <Lawless> [film reviews]
おチビも早いもので8ヶ月になり、ハイハイが高速になったりつかまり立ちをしようとしたり、ますます目がはなせなくなりました。残暑厳しく、夏風邪をひいたりもしましたが、おおごとにはならず。離乳食もうまく進み、元気いっぱいにうごいてくれて安心します。紐類が好きですぐに口に入れますが、この前は新聞広告の切れはしが、口に中から出てきました(苦笑) 美味しくないのになぁ。
禁酒法の時代、バージニア州フランクリンは、酒の密造がもっとも盛んな町として知られていた。ハワード、フォレスト、ジャックの三兄弟もまた、密造酒ビジネスを手がけていた。そんな中、新しい取締官レイクスが町に赴任し、着任早々に密造酒業者へ高額な賄賂を要求する。フォレストがこれを決然と退けたためにレイクスの反感を買うこととなり、制裁を加えようと執拗に彼らを追う。
シャイア・ラブーフ、トム、ハーディ、ミア・ワシコウスカ、ジェシカ・チャステイン、そしてゲイリー・オールドマンと役者が豪華すぎる割に、地味な (いや失礼、堅実な) 作品でした。監督の前作が、ヴィゴ・モーテンセンの『ザ・ロード』と知って合点がいきました。観ていませんが、これも暗そうな作品でした。いや失礼、今作はよくできているんです。少し優等生すぎるくらいに。
実話が元になっている作品です。無法地帯に暮らし、自らに課したルールと仁義を忠実に守り、ギャングも賄賂も受け入れないフォレストたち三兄弟が、自らの信念を携えて無謀な挑戦とも思える戦いに挑みます。強運を味方に、神がかりともいえる生命力を緊張感を持ってみせる一方、恋に落ちたり失敗も犯したりという一面も挿入され、特にフォレストの不器用さにはノックアウトされます。
フォレスト役のトム・ハーディ、『ダークナイト ライジング』以降はマッチョ系な俳優になってしまったけれど、『インセプション』や『裏切りのサーカス』の優男系のほうが好みだったかも。ただ、優男にこの役は似合わなかったと思いますが。あと、ガイ・ピアーズがいわゆる「キモい」取締官レイクスを巧みに演じています。ガイは好きなのですが、最近は主役級がなくて寂しい限りです。
◇監督:ジョン・ヒルコート 『ザ・ロード』
お子さん、お元気そうで何より。
この映画、実話が元という事ですが、原作はシャイア・ラブーフ演じる末弟ジャックの孫が書いた小説で、かなり伝説やフィクションが入っているそうです。
ある種アメリカ的なほら話という感じもありました。
特に末弟ジャックの行動が色々と無茶で、お話の展開にはあまり納得できません。
3兄弟を演じるラブーフ、トム・ハーディ、ジェイソン・クラークはじめ、配役は豪華です。
ギャング役のゲイリー・オールドマンは例によっていいのですが、もうちょっと出番が欲しかった。
最近悪役の多いガイ・ピアースがいかにも憎たらしい悪役を演じていました。
確かに主役級も見たいですね。
ジェシカ・チャステインが思い切り良く脱いでいるのにちょっとびっくり。
あまり実話という事にこだわらずに見た方がいいでしょう。
by きさ (2013-09-19 06:05)
そうですね。ただ、ベースとなった暴れ者三兄弟の生き方が、その時代背景をよく写しているなぁと思いました。そうやって観ると、特に事実かどうかは問題にはなりませんね。nice!をありがとうございました。
by クリス (2013-09-23 21:55)
高速摺りハイ、高速ハイハイ、懐かしいです。十分にズリズリ、ハイハイしてから立ち上がるとパワフルになるそうです。
我が家のジュニアは、ズリズリ、ズリズリ、ズリズリして、ハイハイも高速で長い間していたので、立つのは遅かったですが、腕や太ももの筋肉は発達しているみたいで、2歳前ですが、走ったり、階段を上ったり、滑り台を滑ったり、やんちゃの限りを極めています。
元気で活発になるといいですね。
by yukikaze (2013-10-01 13:47)
なるほどー。うちは身体がしっかりしていて、パワーありそうです^^
ストロー飲みも、たいして教えてもないのに、二回目でマスターしてました。食に関する興味が深そうで、それは親に似ていますね(笑)
手がかかりそうやけど、うちもやんちゃになって欲しいです。元気がいちばん、こちらも負けずにパワーためとかないと!って思います。
by クリス (2013-10-03 00:05)