トゥ・ザ・ワンダー (2012) USA <To The Wonder> [film reviews]
12月より復職の予定でしたが、保育園決まらず…。2014年4月からの認可保育園に、望みを掛けることにしました。けれど、第一希望としていた園は、倍率が18倍と高め。区役所へいき点数の内訳を聞いてみると、フルタイム+2点の家庭も漏れることがあるとのこと。うちはフルタイムポイントしかないため、泣く泣く諦めて希望を繰り上げ、近所の園を入れました。残念。モヤモヤする…。
フランスのモンサンミッシェルを訪れるアメリカ人のニールとフランス人のマリーナ。永遠の愛を確信した二人は、マリーナの娘とともにニールの故郷アメリカへ渡り、オクラホマの小さな町で暮らしはじめる。しかし時とともにすれ違いが生じ、マリーナは神父へ悩みを打ち明ける。やがてマリーナはフランスへ戻り、ニールは幼なじみのジェーンと親密な仲になる。二人の愛の行方は…。
寡作なテレンス・マリック監督最新作。前作『ツリー・オブ・ライフ』に比べれば、理解しやすい内容だったと言えます。けれど、キリスト教という日本人には馴染みの薄い宗教観が強すぎる内容だったとはいえ、あらゆる生命体を地球規模で捉えていた前作のほうが、観応えがありました。今作は、あるカップルを通して愛のもろさや移ろい易さを描いていますが、スケール感がないです。
作品構成の手法としては、前作を継承しています。人を食ったように時間軸が前後し、会話と人物が絡み合いながら、謎に満ちた迷宮ストーリーへと誘います。居心地は決してよくないのですが、作品の深みにはまりつつあったものの、終わってみればよくある男女の愛憎劇。ただ、映像の美しさには息を飲みました。ベンアフ、オルガ、レイチェルも美しい。次はストーリーが欲しいです。
ホントに「次はストーリーが欲しいです。」でしたねぇ.....
映像が実に綺麗なだけに。
by 怪しい探麺隊 (2013-12-21 08:49)
そうですよね。せめて、『シン・レッド・ライン』くらいのストーリーは欲しいですよね。nice!をありがとうございます。
by クリス (2013-12-24 00:01)