ブラインド・デート (2013) Georgia <Blind Dates> [film reviews]
年明け早々、娘のはじめての言葉が出ました。待望の一言目は「おいしい!」でした。食いしん坊な両親から産まれてきたおチビらしいです(笑) その次に出てきたのは「美味い!」。けっこう、食にはこだわりがあるようです(爆) 次のビッグイベントはよちよち歩きですが、そちらはまだ兆候はなさそうです。昨日、5秒ほど掴まらずに立っていたんですが、たのしみに見守りたいと思います。
冴えないまま独身の中年を迎え、同居する両親をやきもきさせる40男が、幼なじみに連れられてブラインド・デートに参加する。乗り気がしないようにみえたが、ある既婚女性には恋心を抱く。つかの間の恋に心浮かれるが、女性の夫が刑務所を出所することとなり、なりゆき上、迎えにいくことに。夫を乗せて車を走らせているうちに、夫から気に入られ、数々の騒動に巻き込まれていく。
昨年の、東京国際映画祭にて鑑賞。表情の変化に乏しくてもの静かな主人公が、心惹かれた人妻のの夫から無茶ぶりされて起こる数々のエピソードが滑稽です。人妻の夫は、刑務所から出所したてというのに既にダメダメなんですが、それ故に主人公の実直さが際立って笑いを誘います。いい人なんだけど、アピール下手でここまで独り身できてしまった感がじわじわと溢れ出てくるようです。
ロシアとの対立や民族問題を抱え、決して安定した豊かさを持つ国ではありません。監督は、そのあたり雰囲気も出したいということで、簡素な町の作りや楽ではない生活感を作品の中でも醸し出していました。時折でてくるグルジア料理が、香辛料が効いていておいしそうでした。グルジア料理店は東京にも少なかったんですが、吉祥寺によさそうなお店をみつけたので、いつかいきたいです。
◇監督:レヴァン・コグアシュピリ 『ブラインド・デート』(脚本/監督)
「ひとこと目が『おいしい!』だった」っていうネタは盆や正月に一生いじれますね....(笑)
by 怪しい探麺隊 (2014-01-27 07:37)
ははは(笑)けど、幸せな言葉でよかったです。
by クリス (2014-01-31 22:28)
一言目がおいしい、って、食いしん坊ですね!
by きさ (2014-02-04 22:53)