SSブログ

Amelie film locations <Part 2.> [film locations]

モンマルトル in 2003

休日のサクレ・クール寺院は驚く程の人だかり。双眼鏡を覗いて、アメリがニノに写真を返した時のことを思い返す。かすかに矢印が残っていたら嬉しいのにと、名残り探し。

アメリが働くカフェに到着し、エスプレッソを注文。このカフェは前にKちゃんがいってたように、スタッフは愛想が悪く、カフェも乱雑としていて小汚い。ジュネの魔法がかかったカフェをつい想像してしまった私は、落胆を隠せなかった。良くいえば下町風、なのかな。

この日は「ムーラン・ルージュ」の予約を入れていて、別行動の友人Yとは、5時に泊まっていた知人宅の最寄の駅待ち合わせ。私は携帯も腕時計もなく、ロンドンのフラットにあった目覚ましをカバンに忍ばせ、モンマルトル散策をしていました。すっかり満喫した私は、サクレ・クール寺院の裏の芝生にゴロンと寝そべったりして、時間を少し持て余していた。ようやく良い時間になり地下鉄に乗って待ち合わせに向かった所、私を迎えたYが泣いてる!あれれ?

「あ~やっときた~!」と安心しきったように涙をポロポロさせるY、いまいち状況の掴めない私。「なんかあったん?」と聞くと、私の時計が一時間遅れてるよと。あちゃ!持ってきた目覚まし、イギリス時間のままになってた・・・。Yは一時間前から私のことを待ち続け、くる気配がしない為心配になり、改札の隣にある花屋さんに、こんな日本人みなかったか―と彼女の英語能力を振り絞って尋ねたり、一度知人宅に戻って私が帰ってないか訊いたりと、生きた心地がしないくらい心配したと。

ごめんよ、ほんとに。申し訳ないのと、アホすぎる私自身に泣けました・・・

 


nice!(4)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 4

コメント 3

coco030705

こんにちは。
やっぱりパリっていいですね。先の記事で、メトロの看板の写真があって、
とても懐かしかったです。なんかお洒落ですよね。
蟻銀さんも時差に悩まされたようですね。私もイタリアで、時計をロンドンの時間に合わせていて、朝寝坊して一緒に行っていた友達に怒られました。(苦笑) そんなもんですね~。
by coco030705 (2007-02-08 19:48) 

berry

こんばんは〜♪
うううう、泣けるお話です。やっぱりね、心配しちゃうもの。
そ〜ゆう意味では、携帯って「大事なモノ」だと思いました。
待ち合わせで家に忘れて来た時は青くなりますもん。
それにしても目覚ましとは!(笑)

セピア色の写真、好きです。もう4年経ったのかしら . . .
by berry (2007-02-08 20:07) 

クリス

cocoさん、こんばんは~♪ロンドンは庶民的な雰囲気がおおいにありますが、パリは気品があるというか、モンマルトルは下町っぽくて気に入りましたが、住むとなると疲れそうな気も少ししましたね。ただ、南仏のほうとか、旅行としては行きたい所がいっぱいありますよ。カンヌも、死ぬまでに映画祭の時期にいけたらなぁと思ってます☆やっぱり、時計あわすの忘れちゃいますよねぇ^^;nice!をありがとうございました。

berryさん、目覚ましを持ち歩くのはかさばりました(笑)異国ですしね、友人がえらい心配したのが伝わりまして、ほんとに申し訳なかったと。
セピアにすると、写真って雰囲気が変わりますよね。『アメリ』っぽくしたかったんで、いろいろ加工しました。nice!をありがとうございます。
by クリス (2007-02-09 22:17) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。