Keane live @ The Moore Theatre in Seattle 【Vol.5】 [Theatre]
トムがサマソニのときに、"one of my favourites" だって云ってた「You Don't See Me」。「とっても美しい曲なんだ」とも。やっぱりちょっとハスキーだけど、思いを込めて絞り出すトムの高音に、しばし釘づけに。「心臓が止まるほど美しいメロディ」と称された、1枚目(のアルバム)を超えるほどに美しく、伸びやかなメロディ。突き抜ける爽快感があります。
3枚目のアルバム・タイトルにもなった「Perfect Symmetry」は、反戦を唄った曲。Keaneの歌詞は、"別離" や"戦争" についての歌が多く、よく胸がキュンとなります。「自分がしてきたことは、そのまま返ってくるんだ」って一節は、ブッシュ前大統領に届けたいなと思いました。「A Bad Dream」も、究極に胸が締めつけられる1曲。聴きたかったなぁ。
いっぱいトムのMCも入りましたが、オーディエンスからあったかい声援がいっぱい届いて、それがくすぐったくて、ちょっぴり恥かしくて言葉にならない・・・というシーンが度々ありました。「Well...」「ha ha...」が続く照れ笑い。とびっきりキュートだったんだけど、隣のマギーも私の袖を引っ張って、「He's cute! He's sooo cute!!」って繰り返してましたね・・・(笑)
そして「Somewhere Only We Know」。Greenwich Park とかPrimrose Hill のような "緑の高台" をイメージしちゃいます。有名すぎるけど。トムのいつもの「Please sing this song as loudly as you can」に釣られて、発音も気にせずに大口開けて唄っちゃいました^^; いいよね、みんなには聴こえてなかったろうし。さすが英語圏、超大合唱です。
「Crystal Ball」のガツンガツンしたイントロに合わせて、トムが拳をブンブン振り回します。だって、"別のオトコと歩く彼女" をみちゃったんだもん。やり場のない怒りと無力さを嘆くような。と同時に、今夜のライブが終わりに近いことを感じずにいられません。私たちも、寂しさと、「もっともっと」っていう願いの交った「Ohhh Crystall Ball---!!」になりました。
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